こう‐けつ【孔穴】
《「孔」は打ち抜けたあな、「穴」は底のあるあなの意》あな。すきま。
こ‐けつ【虎穴】
虎(とら)のすんでいる洞穴。きわめて危険な場所のたとえ。
し‐けつ【四穴】
日本の楽器の調律に用いた器具。長さ約8センチ、直径約1.5センチの竹または象牙製の筒状の管で、一端を和紙でふさぎ、管の前面に三つ、背面に一つの指孔を設けたもの。和紙をはじいて音を出し、指孔の押さ...
しも‐あな【霜穴】
くぼ地など、寒冷な空気が周囲から流れ込んでたまりやすく、霜のおりやすい所。
しゅ‐けつ【取穴】
からだのつぼを取ること。経穴(けいけつ)の場所を見つけること。
す‐あな【巣穴】
獣や虫などがすむ穴。
たて‐あな【竪穴/縦穴】
地面から垂直に掘った穴。
ちかしき‐よこあな【地下式横穴】
古代墳墓の一。地面から垂直に掘りおろした底から横方向に掘って玄室を造ったもの。南九州の5〜6世紀のものが有名。地下式土壙(どこう)。
つか‐あな【塚穴】
死体を埋葬する穴。墓穴。
どう‐けつ【同穴】
1 死んで同じ墓穴に葬られること。「偕老(かいろう)—」 2 同じ穴。違うように見えて同類であるたとえ。「固より一政府—の内に在る役人」〈福沢・文明論之概略〉