くり‐かた【刳り形/繰(り)形】
1 用材にくってあけた穴。衝重(ついがさね)・三宝(さんぼう)などの下にあけた穴。山形・丸形・州浜(すはま)形などがある。 2 建物・家具・器物などの装飾で、部材をくって曲面にした部分。
くり‐かた【栗形】
刀の鞘(さや)の鯉口(こいぐち)の近くにつけた、栗の実を半切りにした形状のもの。穴があって下げ緒を通す。
くり‐しぎぞうむし【栗鷸象虫】
ゾウムシ科の昆虫。体長0.6〜1センチ。体は卵形、黒褐色で背中に紋がある。吻(ふん)で栗の実に穴をあけて産卵する。幼虫は実を食害し、栗虫とよばれる。しぎむし。
クリス【(フランス)coulisse】
ひもやゴムを通すための穴、折り返し。シャツやコートのウエストにひも通しをつけたものや、パンツのウエストをひも留めにしたものなどがある。
くり‐ぬ・く【刳り貫く/刳り抜く】
[動カ五(四)]物をえぐって穴をあける。えぐって中の物を取り出す。「岩壁を—・く」「目玉を—・く」
く・る【刳る】
[動ラ五(四)]道具を使って、物の内部や内側に穴をあける。えぐる。くりぬく。「—・って仕上げた木工容器」「襟を大きく—・ったドレス」 [可能]くれる
くろ‐まるはなばち【黒丸花蜂】
ミツバチ科の昆虫。女王バチと働きバチの体は黒色の長い毛に覆われ、尾端に赤褐色部があり、雄バチは黄色の毛に覆われる。ノネズミなどの地中の穴を利用して小形の巣を作る。北海道を除く各地にみられる。
くわ‐かみきり【桑天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体は黒褐色で、黄灰色の毛が密生する。幼虫は桑・イチジク・ビワなどの幹を食い、穴をあける。北海道を除いて普通にみられる。びわむし。《季 夏》
グアディクス【Guadix】
スペイン南部、アンダルシア州の町。グラナダの東方約50キロメートルに位置する。町の起源は古代ローマ時代にさかのぼり、イスラム教徒支配時代の要塞跡が残っている。少数民族ロマのクエバ(ほら穴)と呼ば...
ぐさ‐ぐさ
[副] 1 鋭い刃物などを続けざまに突き刺すさま。また、その音を表す語。「錐(きり)で—(と)穴をあける」 2 他人に何度も厳しいことを言われて、心理的な打撃を受けるさま。「彼の一言一言が胸に...