あめ【天】
1 地(つち)に対して、空。「み園生(そのふ)の百木の梅の散る花し—に飛び上がり雪と降りけむ」〈万・三九〇六〉 2 天にあって神や天人の住む所。天上界。「かばかり守る所に—の人にも負けむや」〈竹取〉
あめつち‐の‐ことば【天地の詞】
平安初期の、手習いの教材。仮名48文字を重複しないように使って作ったもの。「あめ(天)つち(地)ほし(星)そら(空)やま(山)かは(川)みね(峰)たに(谷)くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔...
あめ‐の‐した【天の下】
1 《空の下、高天原の下の意から》天下。日本全国。あめがした。「—すでに覆ひて降る雪の光を見れば貴くもあるか」〈万・三九二三〉 2 (「天の下の」の形で)非常な。とんでもない。「—の空言(そらご...
あめ‐もよう【雨模様】
1 雨の降りそうな空の様子。あまもよう。「—の雲」 2 雨が降っているらしい様子。あまもよう。「山間部は—らしい」 [補説]1が本来の意味。2は新しい意味で、近年はさらに「現に雨が降っている」意...
アメリカどうじたはつテロ‐じけん【アメリカ同時多発テロ事件】
2001年9月11日のほぼ同時刻に、アラブ系グループに乗っ取られた4機の米国民間航空機のうち2機がニューヨークのワールドトレードセンタービル2棟に、1機がアーリントンの国防総省本庁舎に突っ込み、...
あやせ【綾瀬】
神奈川県中部の市。米軍の厚木航空基地がある。人口8.3万(2010)。
あや‐な・し【文無し】
[形ク] 1 筋道が通らない。不条理だ。わけがわからない。「春の夜の闇(やみ)は—・し梅の花色こそ見えね香やは隠るる」〈古今・春上〉 2 むだである。かいがない。無意味だ。「思へども—・しとのみ...
あや‐め【文目】
1 織物や木目(もくめ)などに現れた模様。いろどり。あや。 2 (多くはあとに「知らず」「分かず」「見えず」などの語を伴って用いる) ㋐物の区別。見分け。けじめ。「—も知れない闇の中から、硫黄が...
あらせ
平成28年(2016)12月に、イプシロンロケットで打ち上げられた小型観測衛星ERG(エルグ)の名称。地球近傍のバンアレン帯とそこに存在する高エネルギー電子、および太陽フレアなどに伴う宇宙嵐につ...
アラフエラ【Alajuela】
コスタリカ中部、首都サンホセの北西約20キロメートルにある国内第2の都市。アラフエラ県の県都。国民的英雄、フアン=サンタマリアの出身地で、彼の名を冠した国際空港がある。