マグネシウム‐ごうきん【マグネシウム合金】
マグネシウムを主体とする軽合金。エレクトロンが代表的。実用合金では最も軽く、航空機・自動車部品などに使用。
マグネトロン【magnetron】
円筒形の陽極の中心軸に陰極を置き、軸方向に強い磁界を加えてマイクロ波を発振させる二極真空管。電子レンジ・レーダーなどに使用。磁電管。 [補説]昭和2年(1927)に日本で強力なマイクロ波を発生さ...
まさつかくはん‐せつごう【摩擦攪拌接合】
金属接合技術の一。金属の接合部に高速回転軸を挿入して摩擦熱を生じさせ、熱により軟化した部分を攪拌し、金属を塑性流動化させて接合する。金属を溶かさない固相接合で、金属組織が微細化強化されるため、熱...
まさつ‐ねつ【摩擦熱】
摩擦によって発生する熱。正確には相対的に運動している物質間にはたらく動摩擦により、運動エネルギーの一部が失われ、熱として散逸する。マッチの発火や自動車などのブレーキをはじめ、固体間だけではなく、...
マザー‐インダストリー【mother industry】
新しい産業分野を開発、育成する産業。かつて軍需産業が多くの民生産業を生んだのもその一つ。無数の部品、関連・周辺機器産業の裾野(すその)を広げた自動車・航空機・コンピューターなどのほか、最近では電...
マシアスギリのしっきゃく【マシアス・ギリの失脚】
池沢夏樹の小説。架空の島国の独裁者を描くファンタジー。平成5年(1993)発表。同年、第29回谷崎潤一郎賞受賞。
ま‐しお【真潮】
1 大きな潮の流れ。特に黒潮をさすことがある。⇔逆潮(さかしお)。 2 しお。うしお。潮水。「—くむ庵(いほ)の浜舟とま朽ちて波路晴れせぬ五月雨(さみだれ)の空」〈万代・三〉
ましき【益城】
熊本県上益城郡の地名。スイカ・メロンの栽培が盛ん。北部は熊本空港の敷地にかかる。
ま‐しろ・い【真白い】
[形][文]ましろ・し[ク]本当に白い。純白である。「夕月がまだ—・く夕焼の空にかかっている頃から」〈荷風・すみだ川〉
マスキーゴン【Muskegon】
米国ミシガン州西部の都市。ミシガン湖東岸に位置する。ミルウォーキーと鉄道およびフェリーで結ばれる。木材の積出港として発展し、のちに自動車工業、航空機工業が盛んになった。