りゅうせい‐じん【流星塵】
宇宙空間から地上に降ってくる微粒子。流星の燃え殻と考えられ、雨水や深海底の堆積物、南極の氷の中などから採集できる。
りゅう‐せき【流跡】
水や空気などが、筋のように流れた跡。 [補説]書名別項。→流跡
りゅうせん‐けい【流線形/流線型】
流れの中に置かれたとき、周りに渦を発生せず、流れから受ける抵抗が最も小さくなる曲線で構成される形。一般に細長くて先端が丸く、後端がとがる。魚の体形がこの例で、航空機・自動車・列車などの形に応用される。
りゅうたい‐そし【流体素子】
水や空気などの流体そのものの挙動を利用して、流量や方向を制御する装置。弁などの機械的な可動部がないため信頼性が高い。エンジンの燃料噴射や油圧による制御装置などで利用されるほか、近年、微細加工技術...
りゅうたい‐りきがく【流体力学】
流体の静止状態や運動状態での性質、また流体中での物体の運動などを研究する力学の一分野。航空力学・電磁流体力学なども含まれる。ハイドロメカニクス。
りゅう‐つう【流通】
[名](スル) 1 空気や水などが、滞らずに流れかようこと。「空気の—が悪い」「水路の—を妨げる」 2 広く通用すること。また、広く行われること。「世間に—している話」 3 貨幣・商品などが経済...
りょう【寥】
[音]リョウ(レウ)(呉)(漢) 1 空虚でもの寂しい。「寥寥/荒寥・寂寥」 2 がらんとして広い。「寥廓」
りょう‐いき【領域】
1 ある力・作用・規定などが及ぶ範囲。また、その物事・人がかかわりをもつ範囲。「人間の無意識の—」「新しい—を開拓する」「理論物理学の—」 2 国際法上、国家の主権の及ぶ区域。領土・領海・領空か...
りょう‐かく【寥廓】
[形動][文][ナリ]
に同じ。「—なる天の下、蕭瑟(しょうしつ)なる林の裏(うち)」〈漱石・幻影の盾〉
[ト・タル][文][形動タリ]広々として大きいさま。空虚で広いさま。「この女の眼に映...
りょう‐き【涼気】
涼しい空気。涼しい気配。《季 夏》「息の如—通へる大藁屋/たかし」