つき‐とお・す【突(き)通す】
[動サ五(四)] 1 突いて裏まで通す。つらぬく。「千枚通しで束ねた紙を—・す」 2 意見・主義などを最後まで主張する。押し通す。「あくまで信念を—・す」
つき‐とお・る【突(き)通る】
[動ラ五(四)]一方から他方へ突いて抜ける。貫き通る。つきぬける。「銃弾が—・る」
つき‐とば・す【突(き)飛ばす】
[動サ五(四)]激しく突いたり、ぶつかったりしてはね飛ばす。「相手を—・して逃げる」
つき‐と・める【突(き)止める】
[動マ下一][文]つきと・む[マ下二] 1 不明な点や疑問点などを、徹底的に調べて明らかにする。また、調べてさがしだす。「原因を—・める」「犯人の隠れ家を—・める」 2 突いてしとめる。突き殺す...
つき‐ぬ・く【突(き)抜く】
[動カ五(四)]突いて、反対側まで通す。突きつらぬく。「槍(やり)で—・く」 [動カ下二]「つきぬける」の文語形。
つき‐ぬけ【突(き)抜け】
1 突き抜けること。突き通ること。 2 向こう側へ通り抜けること。「—になっている路地」
つきぬけ‐うら【突(き)抜け裏】
表通りへ抜けられる裏路地。
つき‐ぬ・ける【突(き)抜ける】
[動カ下一][文]つきぬ・く[カ下二] 1 突き通って裏まで抜ける。「弾丸が壁を—・ける」 2 向こう側へ通り抜ける。「湿地帯をようやく—・ける」
つき‐の・ける【突き除ける/突き退ける】
[動カ下一][文]つきの・く[カ下二]突いて、わきに押しやる。手荒く押しのける。「人を—・けて進む」
つき‐のみ【突き鑿】
のみの一種。柄の長さ30センチくらいで、槌(つち)を用いずに突くようにして穴をあけるもの。刺鑿(さすのみ)。