つき‐あげ【突(き)上げ/衝き上げ】
1 下から突いて上げること。「—式の窓」 2 下位の者が自分の要求を通そうとして、上位の者に加える圧力。「組合下部からの—が強い」
つきあげ‐そうさ【突(き)上げ捜査】
組織的犯罪の捜査法の一。末端の者から捜査を始め、順に組織の中枢へと追及してゆくもの。麻薬関連では所持者、特殊詐欺関連では受け子などを起点とすることが多い。
つきあげ‐ど【突(き)上げ戸】
上端を鴨居(かもい)に蝶番(ちょうつがい)や壺金(つぼがね)で取り付け、斜めに棒で突き上げて支え、庇(ひさし)の用をさせる戸。突き上げ庇。上げ戸。突き上げ庇。
つきあげ‐びさし【突(き)上げ庇】
「突き上げ戸」に同じ。
つきあげ‐まど【突(き)上げ窓】
1 突き上げ戸を取り付けた窓。通気や明かり取りに用いる。突き出し窓。 2 屋根の一部を切り開け、窓ぶたを下から突き上げて開け、明かり取りとする窓。突き出し窓。
つき‐あ・げる【突(き)上げる/衝き上げる】
[動ガ下一][文]つきあ・ぐ[ガ下二] 1 下から突いて上の方にあげる。突いて押し上げる。「こぶしを天に—・げる」 2 下位の者が上位の者に、自分の考えなどを通そうとして圧力を加える。「執行部を...