し‐そう【紙窓】
紙を張った窓。明かり障子のはまった窓。「古き備後畳は処々に破損を生じ、—風に吟じて」〈鉄腸・雪中梅〉
したじ‐まど【下地窓/助枝窓】
壁下地の竹または葦(あし)をそのままにした窓。多く茶室に用いる。
しゃかい‐の‐まど【社会の窓】
俗に、ズボンの前あき部分のこと。「—が開いているよ」
しゃ‐そう【車窓】
列車・電車・自動車などの窓。
しょいん‐まど【書院窓】
付(つけ)書院に設けた窓。明かり障子を立てる。
しょ‐そう【書窓】
書斎の窓。また、書斎。
しん‐そう【深窓】
家の奥深い部屋の窓。家の奥深い所。多く、上流階級の女性の、世俗から隔離された環境をいう。「—の令嬢」
じつげつのまど【日月の窓】
阿部知二の長編小説。昭和32年(1957)から昭和33年(1958)年、「世界」誌に連載。昭和34年(1959)刊。
せいえん‐そう【正円窓】
⇒蝸牛窓(かぎゅうそう)
せん‐そう【船窓】
船の窓。ふなまど。