かま【窯/竈】
《「釜」と同語源》 1 (窯)陶磁器・ガラスや炭などを作るときに、素材を高温度で焼いたり溶かしたりするための装置。ふつう耐火煉瓦(れんが)で造る。 2 (竈)かまど。 3 《自分の領分の意から》...
かま‐ど【竈】
《「ど」は処の意》 1 土・石・煉瓦(れんが)などでつくった、煮炊きするための設備。上に釜や鍋をかけ、下で火をたく。へっつい。かま。 2 独立して生活する一家。所帯。「—を分ける」 3 生活のよ...
くど【竈】
1 かまど。へっつい。「—の前で、火ィくべてなさるでェ」〈有吉・助左衛門四代記〉 2 かまどの後方にある煙出しの穴。〈和名抄〉
へ【竈】
かまど。へっつい。「慎(ゆめ)、よもつ—ものを莫(な)食ひそ」〈霊異記・中〉
へっ‐つ‐い【竈】
《「へつい」の促音添加》かまど。
へ‐つ‐い【竈】
《「竈(へ)つ霊(ひ)」または「竈(へ)つ火(ひ)」の意》 1 かまどを守る神。「内膳、御—渡し奉りなどしたる」〈能因本枕・九二〉 2 かまど。へっつい。〈日葡〉