りっしょうあんこくろん【立正安国論】
鎌倉時代の仏教書。1巻。日蓮著。文応元年(1260)成立。執権北条時頼に呈上。当時の天変地異を法華経にそむいた結果と断じ、正法すなわち法華経を信じなければ安国にならないと、問答体で述べたもの。
りっしょうこうせい‐かい【立正佼成会】
日蓮宗系の在家仏教団。昭和13年(1938)長沼妙佼・庭野日敬が教祖となり、霊友会から分かれて創立。法座・サークル活動を通じて布教活動を行い、先祖供養を重視する。
りっしょう‐だいがく【立正大学】
東京都品川区に本部がある私立大学。天正8年(1580)設立の飯高檀林を起源とする。日蓮宗大学林・日蓮宗大学を経て、大正13年(1924)旧制の立正大学となり、昭和24年(1949)新制大学へ移行。