りゅうせん‐よう【竜泉窯】
中国浙江(せっこう)省竜泉県およびその付近にあった窯。宋〜明代に青磁を産出し、日本では、ほぼ時代順に砧(きぬた)青磁(南宋)、天竜寺青磁(元〜明代中期)、七官(しちかん)青磁(明代後期)とよばれ...
りゅうぜつ‐さい【竜舌菜】
キク科の一年草。アキノノゲシに似て、葉は長楕円形で切れ込みがある、秋、大きな穂を出して黄色い頭状花が密につく。日本には昭和初期に台湾から鶏の飼料として導入。
りゅうぜつ‐らん【竜舌蘭】
1 キジカクシ科の常緑多年草。葉は根元から叢生(そうせい)し、長さ1〜2メートル、剣状で肉が厚く、縁にとげがある。開花は約60年に一度という。高さ7〜8メートルの花茎を伸ばし、黄緑色の花を円錐状...
りゅうえん‐こう【竜涎香】
⇒りゅうぜんこう(竜涎香)
りゅうぜん‐こう【竜涎香】
香料の一。マッコウクジラの腸内からとった松脂(まつやに)状の物質。麝香(じゃこう)に似た芳香がある。りゅうえんこう。アンバーグリス。
りゅう‐ぞう【竜象】
徳の高い僧を竜と象にたとえた語。また、僧を敬っていう語。
りゅう‐たん【竜胆】
1 リンドウの根および根茎。漢方で健胃薬などに用いる。 2 「りんどう(竜胆)」に同じ。「山吹の打ちたる黄なる表著(うはぎ)、—の唐衣なり」〈栄花・布引の滝〉
りゅう‐だい【竜大】
「竜谷大学」の略称。
りゅう‐だい【竜戴/竜台】
《「りゅうたい」とも》能のかぶり物の一。冠に、皮を竜の形に切り抜いて彩色した立物(たてもの)を立てたもの。竜神の役に用いる。
りゅうち【竜智】
《(梵)Nāgabodhiの訳》インドの伝説上の僧。密教を伝えた第四祖とされ、竜樹より法を受けて数百年生き、金剛智に伝えたといわれる。