りゅうとたたかうせいゲオルギウス【竜と戦う聖ゲオルギウス】
《原題、(イタリア)San Giorgio e il drago》ウッチェロの絵画。カンバスに油彩。白馬に跨(またが)った聖ゲオルギウスが槍(やり)で竜を退治する場面を描いたもの。ロンドン、ナシ...
りゅう‐どう【竜胆】
「りんどう(竜胆)1」に同じ。「—の露いみじう置きたるに」〈丹鶴本御堂関白集・詞書〉
りゅうど‐すい【竜吐水】
1 消火用具の一。水を入れた大きな箱の上に押し上げポンプを備えたもので、横木を上下させて水を噴き出させる。オランダからもたらされ、名は竜が水を吐くのに見立てたことによる。江戸時代に町火消しに支給...
りゅう‐にょ【竜女】
竜宮にいる竜王の娘。特に、沙羯羅(しゃがら)竜王の娘。8歳で悟りを開き、男子に生まれ変わって成仏したという。
りゅう‐のう【竜脳】
1 樟脳(しょうのう)に似た芳香をもつ無色の昇華性の結晶。リュウノウジュの材を蒸留して得られ、人工的には樟脳・テレビン油から合成。香料などに用いられる。ボルネオ樟脳。ボルネオール。 2 「竜脳樹...
りゅうのう‐ぎく【竜脳菊】
キク科の多年草。山地の日当たりのよい所に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛があり、茎や葉に竜脳のような香りがする。葉は広卵形で三〜五つに裂けている。秋、周囲が白、中心が黄色の頭状花が咲く。
りゅうのう‐じゅ【竜脳樹】
フタバガキ科の常緑大高木。高さ50メートルに達する。葉は厚く、楕円形。花は白色で芳香があり、球形で翼がある実を結ぶ。材に竜脳を含み、濃赤色で堅く、マホガニーの代用にする。ボルネオ・スマトラなどに分布。
竜(りゅう)の雲(くも)を得(う)る如(ごと)し
竜が雲を得て天に昇るように、英雄豪傑などが機を得て盛んに活躍するさまをたとえていう。竜に雲。
りゅう‐の‐たま【竜の玉】
ジャノヒゲの実。丸く、青紫色で、冬にできる。《季 冬》
りゅう‐の‐はし【竜の橋】
《Zmajski most》スロベニアの首都リュブリャーナを流れるリュブリャニツァ川に架かる、フランツ=ヨーゼフ1世橋の通称。ボードニコフ広場の北東に位置する。通称は、欄干に市の象徴である四つの...