たか【竹】
[語素]他の語の上に付いて複合語をつくる。たけ。「—むら」「—はら」
たか‐しこ【竹矢籠】
竹筒で作った矢の容器。「—かき負ひて、真弓うちかたげて」〈著聞集・一二〉
たか‐だま【竹玉】
細い竹を管玉(くだたま)のように輪切りにして、ひもで継ぎ合わせたもの。神事に用いる。一説に、竹につけた玉という。「我(あ)が独り子の草枕旅にし行けば—をしじに貫(ぬ)き垂(た)れ」〈万・一七九〇〉
たか‐ぼうき【竹箒】
「たけぼうき(竹箒)」に同じ。
たか‐むしろ【竹莚/竹席/簟】
細く割った竹や籐(とう)で編んだむしろ。夏の敷物。《季 夏》「浴(ゆあみ)して且(かつ)うれしさよ—/召波」
たか‐むら【竹叢/篁】
竹が群がって生えている所。たけやぶ。
たか‐もがり【竹虎落】
竹製のもがり。竹矢来。
たけ【竹】
1 イネ科タケ亜科の多年生植物の総称。長く横にはう地下茎から地上茎がまっすぐに伸びる。茎には節があり、節と節の間は中空。地下茎から出た若芽を竹の子といい、食用にする。花はふつう数年から数十年の周...
竹(たけ)植(う)うる日(ひ)
陰暦5月13日。この日に竹を植えると枯れないという中国の俗信がある。竹酔日(ちくすいじつ)。《季 夏》「降らずとも—は蓑(みの)と笠(かさ)/芭蕉」
たけうち【竹内】
姓氏の一。 [補説]「竹内」姓の人物竹内栖鳳(たけうちせいほう)竹内洋岳(たけうちひろたか)竹内実(たけうちみのる)竹内好(たけうちよしみ)