にが‐たけ【苦竹】
マダケまたはメダケの別名。
ね‐だけ【根竹】
竹の根もとの部分。
ねまがり‐だけ【根曲(が)り竹】
イネ科の植物。山地に群生し、高さ2〜3メートル。茎は地表を横に走り、それから曲がって斜め上に伸びる。葉は革質で無毛。竹の子は食用にする。姫竹。くまいざさ。ちしまざさ。
の‐だけ【野竹/土当帰】
セリ科の多年草。山野に生え、高さ約1.5メートル。葉は羽状複葉で、基部は茎を抱く。秋、紫黒色の多数の小花を密につける。根を漢方で解熱・鎮痛・去痰(きょたん)薬に用いる。のぜり。
はこね‐だけ【箱根竹】
アズマネザサの一品種。高さ2〜4メートル。節間は長く、節ごとに枝を密生。春、緑紫色の穂をつける。地下茎がパイプなど細工物に利用され、箱根周辺に特に多い。
はさみ‐だけ【挟み竹】
1 一端を割って物を挟むようにした竹。 2 衣類を2枚の板で上下から覆い、それをさらに竹で挟んで従者に担い持たせたもの。のちの挟み箱。 3 書物などの間に挟んで、目印とした竹。夾算(きょうさん)の類。
は‐ちく【淡竹】
イネ科の植物。高さ約10メートル。質は堅く、表面に白粉がつき、節に二環がある。茶筅(ちゃせん)・提灯・傘の骨などに使われ、竹の皮は草履や包装用、竹の子は食用とする。中国の原産。呉竹(くれたけ)。...
は‐ちく【破竹】
1 竹を割ること。 2 「破竹の勢い」の略。「—の快進撃」
はん‐ちく【斑竹】
表面に斑紋のある竹の総称。雲紋竹など。
ばく‐ちく【爆竹】
1 竹または紙の筒に火薬を詰めたものを並べてつなぎ、次々に爆発させる音響花火。古くから中国で行われているもので、慶事・祝日に用いる。 2 左義長(さぎちょう)にたく火。