ひふき‐だけ【火吹き竹】
火を吹きおこすのに用いる竹筒。一端に節を残して小さな穴をあけてあり、そこから息を吹き入れる。《季 冬》
ひめ‐たけ【姫竹】
ネマガリダケの別名。
ふえ‐たけ【笛竹】
1 竹で作った笛。また、その音。音楽。 2 笛の材料とする竹。
ふき‐だけ【吹(き)竹】
吹いて火勢を強めるときに使う竹筒。火吹き竹。
ふり‐だけ【振(り)竹】
歌舞伎などの舞台装置の一。振り落としなどの演出に用いる、舞台上部に差し渡した棒。上部に並ぶ短い突起に掛けた幕を、棒を回転させて振り落とし、瞬時に場面を転換する。
ほうおう‐ちく【鳳凰竹】
ホウライチクの変種。幹は叢生して枝が密生し、葉は小さい。庭園などに植える。鳳尾竹(ほうびちく)。南京竹(ナンキンだけ)。
ほうび‐ちく【鳳尾竹】
ホウオウチクの別名。
ほうらい‐ちく【蓬莱竹】
イネ科の竹。高さ約5メートル。節から多数の枝を出し、葉は先がとがり、枝の両側に並ぶ。中国からインドシナの原産で、暖地で栽培される。土用竹。
ほてい‐ちく【布袋竹】
イネ科の竹。高さ10メートルに達し、茎の下部は節間が詰まって膨らむ。葉は細長い。杖(つえ)や釣りざおの材とし、膨らみ部の手持ちがよい。竹の子は食用。五三竹(ごさんちく)。人面竹。
ま‐だけ【真竹】
《「またけ」とも》イネ科の竹。高さ約20メートル。茎は太く、節に環状の突起が二つある。節から枝が2本出て、5、6枚の葉が手のひら状につく。夏に出る竹の子を食用とし、やや苦味があり、皮は平滑で黒い...