しほう‐ちく【四方竹】
イネ科の竹。高さ5〜6メートル。茎はやや丸みのある四角柱で、根元の節からとげ状の気根を出す。中国の原産で、暖かい地方で観賞用に栽培。方竹。四角竹。
しゅう‐ちく【修竹】
長くのびた竹。「一叢(むら)の—が、そよりと夕風を受けて」〈漱石・草枕〉
しゅろ‐ちく【棕櫚竹】
ヤシ科の常緑低木。高さ約3メートルに達する。幹の先に葉が7、8枚つき、葉は手のひら状。雌雄異株。夏、葉の付け根に黄色の小花を多数つける。南中国の原産で、江戸時代に渡来し、観賞用に栽培される。
しょう‐ちく【小竹】
1 小さい竹。また、笹(ささ)。 2 尺八の古称。
しん‐だけ【新竹】
「しんちく(新竹)」に同じ。
しん‐ちく【新竹】
今年生えた竹。今年竹(ことしだけ)。しんだけ。
しんちく【新竹】
台湾北西部の都市。歴史ある文化都市で、形式的に残る「台湾省」の省轄市。郊外に先端技術産業を集めた科学工業団地がある。風が強く「風城」とよばれる。ビーフンなどが有名。シンチュー。 台湾北西部に...
じざい‐だけ【自在竹】
茶の湯で、釣り釜をつるすのに用いる竹製の自在鉤(かぎ)。
じっ‐ちく【実竹】
マダケ類の地下茎が断崖から空中に伸びて枝葉が生えたもの。普通の地下茎と異なり中空ではないので、印章・つえなどに用いる。宮城県松島地方に産する。
じんめん‐ちく【人面竹】
ホテイチクの別名。