こそで‐だんす【小袖箪笥】
小袖などの衣類を入れる、引き出しのたくさんついたたんす。
ご‐け【碁笥】
碁石を入れる丸い容器。
姑(しゅうとめ)の前(まえ)の見(み)せ麻小笥(おごけ)
《姑のいる前でだけ、嫁が麻小笥を出して苧績(おうみ)の夜なべをして見せる意から》嫁が姑の前で働き者らしく振る舞うこと。また、人前で働き者らしく振る舞うことのたとえ。
すずめ‐の‐おごけ【雀の苧小笥】
キョウチクトウ科の多年草。海岸付近の草地に生え、高さ30〜60センチ、茎の先はつる状。初夏、黄色がかった白色の小花を多数つけ、種子は絹糸状の白い毛をかぶる。いよかずら。
せいり‐だんす【整理箪笥】
衣類、特にシャツや下着などを整理して収納する小型のたんす。
たび‐だんす【旅箪笥】
茶道具の棚物の一。携帯用の桐(きり)木地製の棚で、千利休が豊臣秀吉の小田原の陣に従った際に考案したという。利休箪笥。
たま‐くしげ【玉櫛笥/玉匣】
[名]くしげの美称。「この箱を開きて見てばもとのごと家はあらむと—少し開くに」〈万・一七四〇〉 [枕] 1 くしげを開けたり蓋(ふた)をしたりするところから、「あく」「ひらく」「覆ふ」にかか...
たん‐す【箪笥】
衣類、装身具などを収納する、木製の家具。大小の引き出しや戸棚からできている。
ち‐げ【鉤笥】
漁師が出漁の際に釣り針などを入れて持って行く手箱。沖箱。つげ。
ちゃ‐だんす【茶箪笥】
茶器や食器などを入れておくための、棚や引き出しを備えた箱型の家具。