ちくご‐がわ【筑後川】
九州北部を流れる九州第一の川。大分県西部の久住山(くじゅうさん)に源を発する川(玖珠(くす)川)と、阿蘇火山に発する川(大山(おおやま)川)とが合流し(三隈(みくま)川)、筑紫平野に出て有明海に...
ちくじょう‐げどう【竹杖外道】
釈迦(しゃか)十弟子中、神通第一とされた目犍連(もくけんれん)を竹の杖で打ち殺したという異教の行者。
ちせい‐がく【地政学】
民族や国家の特質を、主として地理的空間や条件から説明しようとする学問。スウェーデンのR=チェーレンが唱え、第一次大戦後ドイツのK=ハウスホーファーが大成。ナチスの領土拡張を正当化する論に利用され...
ちたい‐いでん【遅滞遺伝】
遺伝子が卵細胞の細胞質で発現し、形質が子に伝わること。母性遺伝の一。オナジマイマイやモノアラガイの巻き方、カイコの卵の色などが遅滞遺伝として知られる。雑種第一代(F1)の形質は母親の遺伝型によっ...
ちち【父】
1 両親のうちの男親のほう。ちちおや。実父・継父・養父ともにいう。「一児の—となる」「—の遺志を継ぐ」⇔母。 2 新しい世界を開いて偉大な業績を残した先駆者。「近代言語学の—」「インド独立の—」...
ちてきざいさん‐こうとうさいばんしょ【知的財産高等裁判所】
知的財産についての訴訟を専門的に扱う裁判所。特許庁の下した審決に対する不服申し立ての第一審、特許権・実用新案権・著作権などの民事訴訟の控訴などを担当する。昭和25年(1950)設置の東京高等裁判...
チノ‐クロス【chino cloth】
厚手の綾織り綿布。多くズボンに用いる。第一次大戦中に米陸軍が使いはじめたもの。
ち‐の‐にちようび【血の日曜日】
1905年1月22日(ロシア暦9日)の日曜日にロシアの首都ペテルブルグで起きた労働者虐殺事件。労働者とその家族が僧ガポンに率いられて冬宮(とうきゅう)に向かって請願行進中、軍隊の発砲を受けて二千...
ちほう‐ぎんこう【地方銀行】
全国の大・中都市に本店を有し、本店所在の都道府県内を主たる営業基盤とする普通銀行。地銀。→都市銀行 →第二地方銀行 [補説]全国に64行ある(令和2年3月現在)。相互銀行から転換した第二地方銀行...
ちほう‐さいばんしょ【地方裁判所】
下級裁判所の一。原則として第一審を担当し、判事と判事補とで構成される。裁判は一人の裁判官によって行われるが、重要な案件については三人の裁判官の合議制による。各都府県に1か所ずつ、北海道に4か所あ...