うら‐はず【末弭/末筈】
弓の上端の、弦輪(つるわ)をかける部分。上弭(うわはず)。すえはず。→本弭(もとはず)
すえ‐はず【末弭/末筈】
⇒うらはず(末弭)
おお‐はず【大筈】
無責任なこと。いいかげんなこと。「嘘をつかず—いはぬ男」〈浮・禁短気・六〉
その‐はず【其の筈】
そうであるのは当然のこと。「それも—」「欠席するのも—、病気だそうだ」
つの‐はず【角筈】
動物の角で作った弓・矢の筈。
て‐はず【手筈】
物事をする際に、前もって決める手順。また、前もってなすべき準備。「出発の—を整える」「一緒に出かける—になっている」
なり‐はず【鳴り弭/鳴り筈】
矢を射るとき、筈(はず)が音高く鳴る弓。
はず【筈/弭/彇】
1 弓の両端。弓弭(ゆはず)。 2 矢の端の、弓の弦につがえる切り込みのある部分。矢筈(やはず)。 3 相撲で、親指と他の指を広げ、矢筈の形にした手。これで相手のわきを押しつけて攻める。「—にか...
ふし‐はず【節筈】
竹の節で作った矢筈(やはず)。
もと‐はず【本弭/本筈】
弓の下端の、弦輪のかかるとがった部分。→末弭(うらはず)