あい‐ら【彼等】
[代]三人称の人代名詞。あいつら。やつら。人を卑しめていう語。「ここな者—風情を相手にして」〈浄・用明天王〉
あく‐びょうどう【悪平等】
[名・形動]何もかも一律に平等に扱うこと。形の上だけ平等にして、かえって不公平になっていること。また、そのさま。「頭割りでは—な仕事だ」
あれ‐ら【彼等】
[代]遠称の指示代名詞。あの者ども。あの人ら。「—も世の中には有るにや、無きにやあらん」〈宇津保・国譲上〉
いえのこ‐ろうどう【家の子郎等/家の子郎党】
《「いえのころうとう」とも》 1 平安末期・鎌倉時代の武家社会で、惣領のもとに武士団を構成した人々。家の子と郎党。 2 家臣の総称。 3 ある有力者の配下としてつき従う人々。子分。「—を引き連れる」
いちぞく‐ろうどう【一族郎党/一族郎等】
《「いちぞくろうとう」とも》 1 一家一族。家族。 2 同族と家来。 3 一族とその関係者。「選挙運動に—を総動員する」
いっ‐しんとう【一親等】
親等の一。親族関係の隔たりが1世であるもの。ある人とその父母、その子および子の配偶者との関係。また、ある人と配偶者の父母との関係。一等親。
いっ‐とう【一等】
[名] 1 第一の等級。一番目の順位。 2 一つの等級。一つの階級。「罪—を減ずる」 3 いちばん優れている物や事。「—席」 4 「一等車」の略。 [副] 1 最も。いちばん。「これが—いい...
うぬ‐ら【汝等/己等】
[代]二人称の人代名詞。「うぬ」の複数形。きさまら。てめえら。
うば‐ら【姥等】
近世、京都で歳末に出た女乞食の一種。赤い前垂れをかけ、手ぬぐいなどで顔を覆って物乞いをした。
おい‐ら【己等/俺等】
[代]《「おれら」の音変化》一人称の人代名詞。おれ。おら。ふつう、男性が用いる。