わ‐さんぼん【和三盆】
日本産の粒子の細かい淡黄色の上等な砂糖。江戸時代からもっぱら高級和菓子に用いられ、香川・徳島の特産。中国から輸入したものを唐三盆とよんだのに対していう。
わし‐ざ【鷲座】
天の赤道上にある星座。天の川の中にあり、α(アルファ)星アルタイルは七夕の牽牛(けんぎゅう)星として親しまれ、光度0.8等。9月中旬の午後8時ごろ南中する。学名(ラテン)Aquila
わすれられたこら【忘れられた子等】
稲垣浩監督による映画の題名。昭和24年(1949)公開。田村一二(いちじ)の著作を原作とし、特別学級の子供たちと教師の姿を描く。「手をつなぐ子等」と対をなす作品。
ワッセナー‐きょうてい【ワッセナー協定】
1 1982年にオランダの政労使間で締結された経済再生に関する政策合意「ワッセナー合意」のこと。 2 1996年に発足した、通常兵器等の国際的な輸出管理体制「ワッセナー‐アレンジメント」のこと。
ワット‐じ【ワット時】
エネルギーと電力量の単位。1ワット時は1ワットの仕事率で1時間になされる仕事の量をいい、3600ジュールに等しい。ワットアワー。記号Wh
わ‐どの【我殿/和殿】
[代]《「わとの」とも》二人称の人代名詞。対等以下の相手に向かって親愛の気持ちをこめて用いる語。そなた。「我は千鳥といふ女、—に請けたる恩はなし」〈浄・女護島〉
わ‐なみ【我儕/吾儕】
[代]一人称の人代名詞。対等の者に対して、自身をいう語。「—六十に及ぶけふまで」〈読・弓張月・続〉
わ‐ぬし【我主/和主】
[代]二人称の人代名詞。対等以下の者に、親愛の気持ちをこめて用いる。おぬし。おまえ。「兄(せうと)を見よといふ事あんなれば、—にや似たる」〈夜の寝覚・一〉
わらじ‐むし【草鞋虫】
等脚目ワラジムシ科の甲殻類の総称。落ち葉などの間などにすむ。体長約1センチ、平たい紡錘形で体節が並び、灰褐色。おめむし。ぞうりむし。
わり‐あ・てる【割(り)当てる】
[動タ下一][文]わりあ・つ[タ下二]全体をいくつかに分けて、それぞれにあてがう。配分する。わりふる。「費用を等分に—・てる」「—・てられた仕事」