にゅう‐さん【乳酸】
有機酸の一。無色の柱状結晶。水・エタノールに溶ける。動物体内に存在し、解糖の最終生成物で、筋肉中に蓄積されると疲労の原因となる。また乳酸菌による発酵で生じ、薄い水溶液はさわやかな酸味をもち、清涼...
にゅうじせきずいせい‐きんいしゅくしょう【乳児脊髄性筋萎縮症】
《「乳児型脊髄性筋萎縮症」とも》⇒ウエルドニヒホフマン病
にゅうじ‐ボツリヌスしょう【乳児ボツリヌス症】
生後1年未満の乳児に見られるボツリヌス症。食品とともに芽胞の状態のボツリヌス菌を経口摂取し、腸管内で増殖して外毒素を産生することで発症する。便秘が数日間続いたのち、筋肉の弛緩にともなう脱力、哺乳...
にょうせいしょく‐かくまく【尿生殖隔膜】
骨盤隔膜とともに骨盤下口を覆う筋膜。骨盤隔膜前部浅層に位置する。深会陰横筋・尿道括約筋などからなり、男性では尿道、女性では尿道と膣(ちつ)が貫いている。
にょうどう‐かつやくきん【尿道括約筋】
1 尿道を環状に囲む筋線維束。平滑筋の内尿道括約筋と横紋筋の外尿道括約筋があり、蓄尿時には収縮し、排尿時には弛緩(しかん)する。 2 「外尿道括約筋」の解剖学での呼称。
にん‐みゃく【任脈】
漢方の経絡の一。奇経八脈に属し、会陰(えいん)部より起こり体の前面に出て腹・胸部の正中を上行し唇に至る。任脈筋(すじ)。
ぬの‐ぎそ【布基礎】
建築物の基礎で、壁や柱の下部に、断面が逆T字型の鉄筋コンクリートを帯状に打ち込んだもの。→べた基礎
ぬのめ‐ぞうがん【布目象眼】
象眼技法の一。地金に布目状の筋を彫り、その部分に薄く延ばした金属をかみこませて平面にしたもの。
ネオピリナ【(ラテン)Neopilina】
単板綱ネオピリナ目の軟体動物の総称。貝殻は笠形の楕円形で、殻長2〜37ミリ。体の収縮筋・えら・神経などに体節構造を示し、「生きている化石」といわれる。中央アメリカ沖や東太平洋などの深海から約10...
ね‐がえ・る【寝返る】
[動ラ五(四)]《「ねかえる」とも》 1 寝たままからだの向きを変える。「—・った拍子に首の筋を違える」 2 味方を裏切って敵方につく。「反対派に—・る」