しんきん‐しょう【心筋症】
心臓を動かす筋肉に異常が発生し、心機能の低下をきたす疾患。心筋の細胞が肥大・変質するなどして、心臓から全身に血液を送り出すポンプ機能が低下し、動悸(どうき)・息切れ・呼吸困難などの症状が起こる。...
しんきん‐シンチ【心筋シンチ】
⇒心筋シンチグラフィー
しんきん‐シンチグラフィー【心筋シンチグラフィー】
心臓の筋肉に集まる放射性医薬品を投与し、その分布を画像化する検査。心筋の血流や心筋細胞の状態を調べることができ、狭心症や心筋梗塞などの診断に用いられる。心筋シンチ。心筋シンチグラム。→シンチグラフィー
しんきん‐シンチグラム【心筋シンチグラム】
⇒心筋シンチグラフィー
しんけい‐しっかん【神経疾患】
脳・脊髄・末梢神経などに障害を引き起こす病気の総称。脳卒中、認知症、パーキンソン病・脊髄小脳変性症などの神経変性疾患、重症筋無力症・多発性硬化症などの免疫性神経疾患、ギランバレー症候群などの末梢...
しんけいへんせい‐しっかん【神経変性疾患】
神経細胞に異常なタンパク質が蓄積して、神経細胞が変性・脱落し、神経系の機能が損なわれる病気。アルツハイマー病・パーキンソン病・筋萎縮性側索硬化症・脊髄小脳変性症・多系統萎縮症など。
しんげんせい‐しっしん【心原性失神】
心臓からの血流が低下するために起こる失神。不整脈によるものと、狭心症・心筋症・肺高血圧症・大動脈疾患など心臓や血管の病気によって起こるものがある。
しんこうせい‐きんいしゅくしょう【進行性筋萎縮症】
脊髄または末梢神経に変性が起こって筋肉が萎縮し、運動機能が失われていく慢性の病気。中年以後の男性に多く、両手や肩に発病し、腰や両脚に広がる。原因は不明。
しんこうせい‐きんジストロフィー【進行性筋ジストロフィー】
筋肉が徐々に萎縮して筋力が低下し、運動障害が進行する遺伝性の疾患。幼年期から若年期に発病することが多く、慢性で経過が長い。PMD(progressive muscular dystrophy)。...
しん‐しつ【心室】
心臓の下方を占める、厚い筋肉でできている部屋。鳥類・哺乳類では心室中隔によって左右両室に隔てられる。右心室は静脈血を肺動脈へ、左心室は動脈血を大動脈へ送り出すポンプの役割をする。