こ‐きりこ【小切子/筑子】
日本の民俗楽器。長さ20〜30センチの竹棒を両手に1本ずつ持って打ち鳴らす。古くは放下僧(ほうかそう)が用いたもので、現在は各地の民俗芸能に残る。
こきりこ‐おどり【小切子踊(り)】
小切子を持って、打ち鳴らしながら踊る踊り。富山県五箇山(ごかやま)地方、新潟県柏崎市女谷(おなだに)などに残る。
こきりこ‐ぶし【小切子節】
富山県五箇山(ごかやま)地方の民謡。こきりこ踊りで小切子・笛・太鼓などではやしながら歌われる。
ちく【筑】
[人名用漢字] [音]チク(呉)(漢) 1 中国古代の楽器の一。箏(そう)に似た形で小さい。「撃筑」 2 筑紫(つくし)国。「筑後・筑州・筑前・筑豊(ちくほう)」 [難読]筑波(つくば)
ちくご【筑後】
福岡県南西部の市。筑紫(つくし)平野南部にあり、中心の羽犬塚(はいぬづか)はもと肥後街道の宿場町。筑後梨・花むしろの産地。人口4.9万(2010)。
旧国名の一。現在の福岡県南部にあたる。古...
ちくご‐がわ【筑後川】
九州北部を流れる九州第一の川。大分県西部の久住山(くじゅうさん)に源を発する川(玖珠(くす)川)と、阿蘇火山に発する川(大山(おおやま)川)とが合流し(三隈(みくま)川)、筑紫平野に出て有明海に...
ちくごがわ‐の‐たたかい【筑後川の戦い】
正平14=延文4年(1359)征西将軍懐良(かねなが)親王・菊池武光らの南朝軍が、足利(あしかが)方の少弐頼尚(しょうによりひさ)を筑後川付近で破った戦い。
ちくご‐し【筑後市】
⇒筑後
ちくご‐の‐くに【筑後国】
⇒筑後
ちくご‐ぶし【筑後節】
《竹本義太夫が筑後掾(ちくごのじょう)を受領したところから》義太夫節の異称。