こ‐づつ【小筒】
1 小さな筒。特に、水や酒を入れる携帯用の竹筒。 2 小型の銃。小銃。⇔大筒。
ささ‐え【小筒/竹筒】
1 酒を入れる携帯用の竹筒。「花の下へ遊山におじゃるほどに、—を先へ急いで持てけ」〈虎清狂・猿座頭〉 2 「提(さ)げ重箱」に同じ。「持たせしやり手の杉折や、かぶろが袖にさげ重の、—しつらひ」〈...
さし‐づつ【指筒】
⇒受筒(うけづつ)1
しと‐づつ【尿筒】
竹筒で作った溲瓶(しびん)。昔、貴人の外出時などに、従者に持たせた。こようづつ。
しゃしん‐てんちょうとう【写真天頂筒】
天頂付近を通過する恒星を写真によって観測し、時刻と緯度を測定する特殊な望遠鏡。筒は鉛直に固定してあり、水平に180度回転できるレンズ・水銀反射盤・写真乾板からなる。
しょうじょう‐づつ【賞状筒】
賞状・卒業証書・免状などを入れて持ち歩くための筒。
しょく‐とう【喞筒】
ポンプのこと。
しんじゅうかさねいづつ【心中重井筒】
浄瑠璃。世話物。3巻。近松門左衛門作。宝永4年(1707)大坂竹本座初演とされる。お房と徳兵衛との心中事件を脚色したもの。
じょう‐びとう【上尾筒】
鳥の尾羽の付け根の上面を覆っている羽。クジャク・ケツァールなどではこの羽が長い。
すい‐づつ【吸(い)筒】
酒や水を入れて持ち歩く筒形の容器。水筒。「弁当の用意を致し、酒を—へ詰め込みまして」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉