キャプスタン【capstan】
1 船のもやい綱などを巻き取る、巻き胴が縦形の巻き揚げ機。絞盤(こうばん)。 2 テープレコーダーなどで、一定の速度でテープ送りをする回転筒。
キューポラ【cupola】
《「キュポラ」とも》 1 丸天井。円蓋(えんがい)。ドーム。 2 屋根の上に設けた小塔。 3 鋳物製造で、銑鉄(せんてつ)を溶かすのに用いる円筒形の直立炉。溶銑(ようせん)炉。
きょうちく‐とう【夾竹桃】
キョウチクトウ科の常緑低木。株立ちとなり、葉は竹に似て、3枚が輪生。乳液に毒がある。夏、紅色の花を開く。花は先の5裂する筒形であるが、八重咲きが多く、白色・淡黄色などもある。インドの原産。キョウ...
きょう‐づか【経塚】
経文を経筒・経箱に入れて埋めた塚。後世まで教法を伝えようとし、また追善供養や現世利益(げんぜりやく)などを目的に平安中期から近世にかけて行われた。仏具などを添えることが多く、経石・瓦経なども埋めた。
きょう‐づつ【経筒】
経塚に埋める写経を納めるための蓋(ふた)付きの容器。銅製の円筒形のものが多い。
きょうと‐タワー【京都タワー】
京都市下京区の京都タワービル屋上にある展望塔。円筒形の塔身はモノコック構造となっており、鉄骨は使われていない。高さ131メートル(京都タワービル含む)。昭和39年(1964)完成。
きょう‐どう【鏡胴】
望遠鏡・顕微鏡・カメラなどで、レンズを支持し、焦点の調節、外光の遮断などをする筒型の胴。鏡筒。
きょう‐の‐まき【経の巻】
屋根の獅子口(ししぐち)の上端にのせる、経巻に似た円筒形の瓦。
きょじんたち【虚人たち】
筒井康隆による小説。昭和54年(1979)から昭和56年(1981)にかけて、「海」誌に連載。ヌーボーロマン風の実験的文体の作品。単行本は昭和56年(1981)に刊行、同年の第9回泉鏡花文学賞を受賞。
きりしま‐つつじ【霧島躑躅】
ツツジ科の常緑低木。ヤマツツジの変種とされる。葉は楕円形で、枝先に集まってつく。春、紅色の筒形の花を開く。品種が多い。《季 春》