かた‐しゃぎり【片しゃぎり】
歌舞伎の下座音楽の一。太鼓と能管による囃子(はやし)。しゃぎりの楽器編成から大太鼓を除くのでいう。松羽目物(まつばめもの)や口上などの幕開き、時代物の幕切れなどに用いる。
かた‐ひ・く【片引く/方引く】
[動カ四]一方だけをひいきにする。えこひいきする。「兄を憎みて、弟(おとと)を—・き給ひて」〈愚管抄・四〉
カタルせい‐はいえん【カタル性肺炎】
気管支肺炎の別名。
かちく‐か【家畜化】
人間の管理の下で野生の動物の交配・品種改良を行い、家畜とすること。また、その過程をいう。ドメスティケーション。
かちくはいせつぶつ‐ほう【家畜排せつ物法/家畜排泄物法】
《「家畜排せつ物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律」の略称》家畜排泄物の処理や保管の適正化および利用促進を図ることを目的に定められた法律。平成11年(1999)制定。
かち‐むしゃ【徒武者】
馬に乗らない、徒歩の兵士。雑兵。「—の侍(さぶらひ)二三十人」〈愚管抄・五〉
か‐ちゅう【花柱】
雌しべの、柱頭と子房との間の部分。柱頭についた花粉からこの中に花粉管が伸び、受精する。
か‐ちょう【課長】
官庁・会社などで、一つの課を統括・管理する職。また、その人。
かちん
[副] 1 小さな堅い物が他の堅い物にぶつかるときの音を表す語。「石は鉄管に—と当たった」 2 (多く「かちんと来る」の形で)他人の言動を不愉快に思うさまを表す語。「見下すような態度に—と来た」
かっ‐けつ【喀血】
[名](スル)気管支・肺などから出血して血を吐き出すこと。肺結核・肺癌(はいがん)・気管支拡張症などでみられる。→吐血(とけつ)