はしたて‐でんせつ【箸立て伝説】
高僧や貴人が弁当に使った箸を地に立てると、それが根づいて大木になり、神木となったという伝説。弘法大師のほか、西行や太田道灌などが主人公とされる。
はし‐だい【箸台】
「箸置き」に同じ。
はし‐づつ【箸筒】
箸を入れておく筒。
はし‐ばこ【箸箱】
箸を入れておく細長い箱。
はし‐ぶくろ【箸袋】
箸を包んで入れておく袋。→箸紙
はし‐まくら【箸枕】
箸置き。箸台。
はし‐むかう【箸向かふ】
[枕]2本の箸のように兄弟が相対するところから、「弟(おと)」にかかる。「—弟(おと)の命(みこと)は」〈万・一八〇四〉
はし‐わたし【箸渡し】
1 遺骨を骨壺におさめる際に、骨片を箸から箸へと渡してゆくこと。また、一つの骨片を二人が同時に箸でつまむこと。 2 《1の所作を連想させることから》嫌い箸の一。食べ物を箸から箸へと渡すこと。また...
箸(はし)を付(つ)・ける
箸で取って食う。また、食いはじめる。箸を下ろす。「遠慮して料理に—・けない」
はね‐ばし【撥ね箸】
嫌い箸の一。食事の際に、食べたくないものを箸でのけること。