はらみ‐ばし【孕み箸】
1 中央が太く、両端が細くなっている箸。正月の祝いの食膳に用いる。腹太箸(はらぶとばし)。 2 楊枝(ようじ)をはさんだ割り箸。
ばい【枚】
昔、夜討ちのときなどに声を出さないように、兵士や馬の口にくわえさせた、箸のような形をした道具。ひもで首に結びつけた。口木。
ひいな‐あそび【雛遊び】
1 ひな祭りのこと。ひなあそび。 2 ひな人形を使ってする女児の遊び。「小さき御台、御皿ども、御箸の台、州浜なども—の具と見ゆ」〈紫式部日記〉
ひ‐ぜせり【火挵り】
手すさびに炭火などをつつき回すこと。火いじり。「火箸手草の—して」〈浄・聖徳太子〉
ひ‐どうぐ【火道具】
1 鉄砲など、火を発する道具。火器。 2 香道の七つ道具で、火箸(ひばし)・鋏(はさみ)・香箸(こうばし)・灰押さえ・香匙(こうすくい)・鶯(うぐいす)・羽箒(はぼうき)の総称。
ひ‐ばし【火箸】
炭火などを挟むための金属製の箸。
ひや‐やっこ【冷や奴】
豆腐を冷やし、醤油と薬味で食う料理。冷や豆腐。奴豆腐。《季 夏》「もち古りし夫婦の箸や—/万太郎」
ひろい‐ばし【拾い箸】
「箸渡し2」に同じ。
ふと‐ばし【太箸】
太い箸。新年の祝いの食膳に用いる太い白木の箸。雑煮箸。《季 新年》「—や頰燃えて侍す吾子二人/波郷」
ほとけ‐ばし【仏箸】
⇒立て箸