じょう‐しつ【上室】
心臓の心室よりも上方にある部位の総称。右心房・左心房・洞結節・房室結節など。
じょうしつせい‐ひんぱくしょう【上室性頻拍症】
心臓の洞結節・心房・房室接合部から発生する頻拍の総称。→発作性上室性頻拍
じょうせつ‐もく【常節目】
かつて広義の貧歯目のうち、脊椎(せきつい)の関節が正常なセンザンコウ・ツチブタをさした分類名。現在は有鱗(ゆうりん)目と管歯目に分類される。
じょう‐そうしきん【上双子筋】
臀部(でんぶ)の深層にあり、股関節を外旋させる筋肉(深層外旋筋)の一つ。骨盤の坐骨棘(ざこつきょく)から起こり、内閉鎖筋・下双子筋とともに大腿骨(だいたいこつ)の転子窩(てんしか)につく。
じょうだい‐とくしゅかなづかい【上代特殊仮名遣い】
奈良時代およびそれ以前の万葉仮名文献において、エキケコソトノヒヘミメヨロ(古事記ではモも)およびその濁音の合計20(あるいは21)の音節の万葉仮名による表記に、2類の使い分けがあること。このうち...
じょう‐ちゅう【条虫/絛虫】
条虫綱の扁形動物の総称。すべて寄生性。体は扁平でひも状。前端部以外は細かく分かれた体節からなる。瓜実(うりざね)条虫・有鉤(ゆうこう)条虫・無鉤条虫など。さなだむし。
じょうとうしゃく‐かんせつ【上橈尺関節】
橈骨と尺骨がつくる関節。肘関節(ちゅうかんせつ)を構成する関節の一つで、前腕の回内・回外を行う。ひじの曲げ伸ばしには直接関与しない。
じょうねい‐でん【常寧殿】
平安京内裏十七殿の一。貞観殿の南、承香殿(しょうきょうでん)の北にあった。皇后・女御の居所で、五節舞(ごせちのまい)も行われた。五節殿。后町(きさいまち)。
じょうばんたんこう‐ぶし【常磐炭坑節】
茨城・福島両県にまたがる常磐炭田地方で歌われた民謡。明治以降、坑夫の移動とともに全国に広まった。鉱山節。
じょう‐ひ【冗費】
むだな費用。「—を節減する」