ほざき‐の‐ふさも【穂咲の総藻】
アリノトウグサ科の水生の多年草。溝や池に生え、葉は茎の節に4枚ずつ輪生し、糸状に細かく裂けている。夏から秋にかけて、水上に穂を出して淡褐色の小花をつける。金魚藻。
ほし‐く【星供】
除災求福のために、七星・九曜・十二宮・二十八宿を供養する法会。本命星や当年星をまつる。真言寺院では正月・冬至・節分に行う。星祭り。
ホジキン‐リンパしゅ【ホジキンリンパ腫】
悪性リンパ腫の一病型。頸部(けいぶ)などのリンパ節が腫(は)れ、そこにリード・シュテルンベルグ細胞というB細胞が腫瘍化した巨大な細胞が出現する。発熱・体重減少・寝汗などの全身症状がみられることも...
ほそ‐ぬの【細布】
1 幅の狭い布。奥州の特産であった。「一生の願ひに—の赤ふんどし一筋ほしや」〈浮・織留・六〉 2 「細布衣(ごろも)」の略。「十七八は棹(さを)に干いた—」〈虎寛狂・節分〉
ほそり【細り】
「細り節」の略。
ほそり‐ぶし【細り節】
《ほそぼそとした節の意》江戸初期の流行歌。大和の壺坂で、御詠歌を母体として発生したという。哀調を帯びた曲節をもつ。
ほそ・る【細る】
[動ラ五(四)] 1 しだいに細くなる。「かつお節が—・る」「池—・りて流るるあたりに」〈蘆花・思出の記〉 2 やせて細くなる。「心配で身も—・る思いだ」 3 力・勢いなどが弱くなる。「声が—・...
ほぞ【蔕】
《「臍(ほぞ)」と同語源。古くは「ほそ」》果実のへた。〈文明本節用集〉
ほた‐くい【榾杙】
1 燃え尽きずに残った木。〈名語記〉 2 「榾(ほた)」に同じ。〈易林本節用集〉
ほっかい‐ぼんうた【北海盆唄】
北海道の民謡。積丹(しゃこたん)半島を中心にうたわれる盆踊り歌。常磐炭坑節の影響を受けているとも、越後の盆踊り歌が入ったものともいわれる。