やま‐だい【山台】
1 歌舞伎の大道具の一。役者が舞台上で腰掛けるのに使う高さ1尺4寸(約42センチ)くらいの台。 2 歌舞伎の大道具の一。常磐津(ときわず)節・清元節などの浄瑠璃連中が出語りのときに座る台。また、...
やまと‐がく【大和楽】
三味線音楽の一派。昭和8年(1933)大倉喜七郎が清元栄寿郎の協力を得て創始。一中節・河東(かとう)節・宮薗節・荻江節などの長所を取り入れ、それに洋楽を加味して新しい邦楽の創造を目ざしたもの。
やりさび【槍錆】
端唄(はうた)・うた沢。文政年間(1818〜1830)の流行歌「与作踊り」の音頭をもとに、幕末に歌沢笹丸が歌詞を改め、節付けしたものという。「槍はさびても名はさびぬ」で始まる。
やん‐しゅう【やん衆】
北海道で、ニシン漁の季節労働者をいった語。やんしゅ。
ゆ
1 五十音図ヤ行の第3音。硬口蓋と前舌との間を狭めて発する半母音[j]と母音[u]とから成る音節。[ju] 2 平仮名「ゆ」は「由」の草体から。片仮名「ユ」は「由」の末2画の変形によるもの。 [...
ゆうき‐ざ【結城座】
人形浄瑠璃劇場。貞享・元禄(1684〜1704)ごろ、説経節太夫の初世結城孫三郎が江戸葺屋(ふきや)町に創設したという。天保の改革後、猿若町に移転し、幕末まで存続。
糸操り人形の一座。明治中...
ゆうぎり【夕霧】
源氏物語第39巻の巻名。光源氏50歳。夕霧の柏木未亡人に対する不首尾に終わった恋を描く。
源氏物語の登場人物。光源氏と葵の上との子。左大臣となる。雲井の雁(かり)の夫。
[1654〜167...
ゆうこう‐じょうちゅう【有鉤条虫】
条虫の一種。体長約3メートル。体はひも状で片節の数は約900個あり、頭部の前端に大小の鉤(かぎ)状の突起が環状に並ぶ。人間を終結宿主とし、腸内に寄生。中間宿主である豚肉を生食すると感染する。かぎ...
ゆうすい‐ち【遊水池/遊水地】
洪水時に、河川から水を流入させて一時的に貯留し、流量の調節を行う池・湖沼。また、同様の目的で使う空き地・原野など。 [補説]河川法では第6条の河川区域を定める条文で、「堤外の土地(政令で定めるこ...
ゆうせいほご‐ほう【優生保護法】
優生学上の見地から不良な子孫の出生を防止し、母体の健康を保護することを目的として、優生手術・人工妊娠中絶・受胎調節の実地指導などについて規定していた法律。昭和23年(1948)施行、平成8年(1...