かめ‐ぶし【亀節】
《「かめふし」とも》小形のカツオを三枚におろし、片身を1本のかつお節にしたもの。本節(ほんぶし)のように背と腹に分けないので、亀の甲の形に似る。→本節
カメラ‐がん【カメラ眼】
球形の眼球と、ピントの調節が可能なレンズを備えた目。名称は、光学系がカメラに似ていることにちなむ。ヒトを含む脊椎動物、イカ・タコをはじめ軟体動物の頭足類・腹足類に見られる。
かよい‐め【通ひ女】
「かよいおんな」に同じ。「折節の御—とはなりぬ」〈浮・一代女・五〉
から‐いと【可良糸】
節のある絹糸を諸縒(もろよ)りにしたもの。
から‐くら【唐鞍】
《「からぐら」とも》飾り鞍の中でも朝儀の出行列のときに用いられた正式の馬具。銀面(ぎんめん)・頸総(くびぶさ)・雲珠(うず)・杏葉(ぎょうよう)などの飾りがあり、外国使節の接待、御禊(ごけい)・...
から・す【涸らす】
[動サ五(四)] 1 水のかれた状態にする。「井戸を—・す」 2 乾燥させる。水分をなくする。「鰹節でも—・しておくようなことを言って」〈紅葉・二人女房〉 3 持っている物などを出しつくす。「泣...
からす‐がしら【烏頭】
《「烏頭(うとう)」を訓読みにした語》馬の後脚の、外に向いてとがった関節。くわゆき。
カラー‐コンディショニング【color conditioning】
色彩調節。
かり‐の‐つかい【狩りの使】
平安時代、11月の五節(ごせち)のときなどに、朝廷用の鳥獣を狩るために諸国に遣わされた使者。諸院・宮家からも派遣されたが、のちには禁止された。
かりぼしきり‐うた【刈干切唄】
宮崎県高千穂地方の民謡。茅(かや)を刈り取るときの仕事歌で、拍子にはまらない追分(おいわけ)風の節回し。名称は、刈り取った茅を干して冬期のまぐさ用とすることに由来する。