カリポス‐ほう【カリポス法】
紀元前4世紀、ギリシャのカリポス(Kallippos)が考案した太陰太陽暦。太陰暦76年を1期とし、これに28回の閏年を入れて季節に合わせるもの。これによると1太陽年が365.25日となる。
かるかや【苅萱】
苅萱道心の略称。
謡曲で、苅萱道心の説話を題材にしたもの。現在は廃曲。禿高野(かむろこうや)。
説経節。三段。作者未詳。江戸初期の成立。五説経の一つで、謡曲の「苅萱」に他の説話を加えて作っ...
かれ‐ぶし【枯(れ)節】
《「かれふし」とも》三枚におろしたカツオを煮て、いぶして作った荒節の表面を削り、黴(かび)付けを行ったもの。ふつう黴付けの回数が2〜3回のものをいう。→鰹節[補説]
カレンフェルト【(ドイツ)Karrenfeld】
石灰岩の節理や断層に沿って溶食が進んで溝が刻まれ、岩柱が林立している地形。墓石地形。
カロリン‐とう【カロリン島】
《Caroline Island》太平洋中部、キリバス領のライン諸島最東端の島。日付変更線が西経150度を通る付近に位置する。世界でもっとも早く一日を迎える地として知られ、21世紀を迎える節目に...
かわさき‐びょう【川崎病】
4、5歳以下の乳幼児が主にかかる熱病。原因は不明。発熱・浮腫・発疹などがみられ、冠状動脈瘤(かんじょうどうみゃくりゅう)などの合併症のために急死することがある。昭和42年(1967)小児科医の川...
かわたけ‐の【川竹の】
[枕]川竹が水に流される意で「流る」に、また竹の節(よ)と同音の「世」に掛かる。「—世にためしなき名をや流さん」〈平家・一〉
川竹(かわたけ)の流(なが)れの身(み)
浮き沈みして定めない遊女の身の上。「憂き節繁き—こそ悲しけれ」〈謡・班女〉
かわり‐め【変(わ)り目】
1 物事の状態や季節が移り変わる時。また、その境目のところ。「季節の—」「潮流の—」 2 違っているところ。相違。→代わり目「両流、口伝、故実、その—多く侍りとかや」〈著聞集・三〉
かん【寒】
1 寒いこと。冬の寒さ。「海辺に—を避ける」⇔暑。 2 二十四節気の小寒と大寒の時期。暦の上で寒の入りから立春までの間。1月6日ごろから2月4日ごろまでの約30日間。「—が明ける」《季 冬》⇔暑。