しゅ‐かん【手簡/手翰】
てがみ。書簡。書状。
しょ‐かん【書簡/書翰】
手紙。書状。「—をしたためる」
すん‐かん【寸簡】
短い手紙。また、自分の書いた手紙をへりくだっていう語。寸書。
せっ‐かん【折簡】
[名](スル)全紙を二つ切りにして短い手紙を書くこと。また、その短い手紙。「家に帰るとすぐに、—して抽斎を請じた」〈鴎外・渋江抽斎〉
たん‐かん【単簡/短簡】
[名・形動]単純でわかりやすいこと。また、そのさま。簡単。「純粋で—な芝居が出来そうなものだ」〈漱石・三四郎〉
だっ‐かん【脱簡】
書物の中の一部が抜けていること。章・編の脱落や落丁のあること。
だん‐かん【断簡】
きれぎれになって残っている文書・書簡。文書の切れはし。「—零墨」
ちく‐かん【竹簡】
⇒ちっかん(竹簡)
ちっ‐かん【竹簡】
古代中国で、紙が作られる以前に、文字を記すのに用いた細長い竹の札。また、書かれたもの。麻糸などで何枚もを綴り合わせて用いることが多かった。竹冊(ちくさく)。
てんじょう‐の‐ふだ【殿上の簡】
⇒日給(にっきゅう)の簡(ふだ)