かん【簡】
[名・形動] 1 手軽なこと。また、そのさま。 2 中国で、紙の発明以前に、文字を記した竹や木の札。転じて、書簡。
かん【簡】
[音]カン(漢) ケン(呉) [訓]ふだ てがみ はぶく えらぶ [学習漢字]6年 〈カン〉 1 昔、文字を書くのに用いた竹や木のふだ。「錯簡・残簡・断簡・竹簡・木簡」 2 手紙。「貴簡・手簡...
かん‐かん【汗簡】
「汗青(かんせい)」に同じ。
き‐かん【貴翰/貴簡】
相手を敬って、その手紙をいう語。
きょう‐かん【狂簡】
志は大きいが、行いがそれに伴わず疎略なこと。「疎大—、採るあらば荷甚」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ぎょっ‐かん【玉簡/玉翰】
相手を敬って、その人の書いた手紙をいう語。「—拝受」
けん【巻/乾/間/監/簡】
〈巻〉⇒かん 〈乾〉⇒かん 〈間〉⇒かん 〈監〉⇒かん 〈簡〉⇒かん
こうくう‐しょかん【航空書簡】
外国あての、封筒と便箋を兼ねた航空郵便物。料金は世界各地均一。エアログラム。エアレター。
さっ‐かん【錯簡】
書物のとじ違いなどで、ページの順序が乱れていること。また、書物の中の文字や文章の順序が乱れていること。
ざん‐かん【残簡/残翰】
一部またはかなりの部分が失われて不完全な形で残っている文書。