れん‐がい【簾外】
すだれの外。みすの外。「—山青く、白衣の人往来す」〈蘆花・自然と人生〉
れん‐せい【簾政】
幼帝に代わって、皇太后・太皇太后などが政治を行うこと。→垂簾(すいれん)
れん‐だい【簾台】
1 前方に御簾(みす)を垂らした一段高い座敷。 2 貴人の他行のとき、または婚礼の際に床飾りに用いた衝立(ついたて)。
れん‐ちゅう【簾中】
1 すだれで仕切られた内側。簾内。 2 常に1にいるような高貴な女性。貴婦人。また、公卿・大名などの正妻を敬っていう語。「—堂上目をあやにして」〈盛衰記・一二〉
れんちゅう‐いりたち【簾中入り立ち】
⇒入り立ち2
れん‐ない【簾内】
すだれのうち。みすの中。簾中。