しょう‐とう【正当】
[名・形動] 1 道理にかなっていること。また、そのさま。せいとう。「—にも—にも百まんだら頼みによこして貰って行った嫁の親」〈一葉・十三夜〉 2 正直でまじめなこと。実直。信実。「お前はちいさ...
しょう‐にち【正日】
《「正忌日(しょうきにち)」の略》 1 死後49日目の日。四十九日。なななぬか。「御法事など過ぎぬれど、—まではなほ籠(こ)もりおはす」〈源・葵〉 2 一周忌の当日。「九日は御—にて、御覧ずるも...
しょうりょう‐ながし【精霊流し】
盆の終わりの15日の夕方か16日の早朝に、精霊を送り返すため、供物をわらや木で作った舟に乗せて川や海に流す行事。灯籠(とうろう)を流すこともある。しょうろながし。《季 秋》
しらかわ‐いし【白川石/白河石】
1 京都市左京区北白川から産する黒雲母花崗岩(かこうがん)の石材名。墓石・石灯籠(いしどうろう)・建築などに使用。 2 (白河石)福島県白河から産する安山岩の石材名。土木・建築などに使用。
しろ‐だち【白太刀】
《「しろたち」とも》柄(つか)や鞘(さや)などの金具を、すべて銀製とした太刀。銀(しろがね)作りの太刀。「或いは四尺五尺の—に、虎の皮の尻鞘(しりざや)引き籠め」〈太平記・三四〉
じき‐ぜめ【食攻め】
兵糧(ひょうろう)攻め。「屏(へい)にぬり籠めて—にしける間」〈太平記・二四〉
じぎょう‐かご【地形籠】
河川工事の際、水の深い所に並べ置く籠。蛇籠の類。
じたく‐けいびいん【自宅警備員】
俗に「引き籠もり」状態にある人のこと。多く、無職で自宅にずっと居ることを、職業であるかのようにさげすんでいう。また、本人が自虐的にいうこともある。
じゃ‐かご【砂籠】
生け花で、「蛇籠1」に似せた竹や鋳物製の花留め。水盤に用いる。「蛇」の字を嫌って「砂」を当てたもの。
じゃ‐かご【蛇籠】
1 竹または鉄線で粗く円筒形に編んだかごに石を詰めたもの。河川の水流制御や護岸などに用いる。石籠(せきろう)。じゃこ。 2 歌舞伎の「だんまり」などで、何人かの人物がそれぞれ前の人物の腰に右手を...