あい‐かご【相駕籠】
二人で一つの駕籠に相乗りすること。あいあいかご。「あの子をせめて—で、いざおぢゃやと抱き寄するを」〈浄・阿波鳴渡〉
あい‐なか【相中/相仲】
1 物と物との間。中間。「いつ迄人と馬の—に寝ていたかわれは知らぬ」〈漱石・草枕〉 2 気の合っている仲。「お父様とお母様と己との—をつつき」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
あい‐ぼう【相棒】
1 駕籠(かご)やもっこなどを一緒にかつぐ相手。 2 一緒に仕事などをする相手。仲間。パートナー。
あさ‐ま【浅ま】
[形動ナリ] 1 浅いさま。奥深くなくむき出しのさま。「忍ぶ姿も現れて、—になりぬさりながら」〈謡・玉井〉 2 簡単で粗末なさま。「是程に—なる平城(ひらじゃう)に、主上、上皇を籠め進(まゐ)ら...
当(あ)たりを取(と)・る
1 興業・商売などで、企画したことが好評を得て成功する。「人情喜劇で—・る」 2 およその見当をつける。「お熊が亭主といふことは、—・って置いたのだ」〈伎・灯籠菊桐〉
言い負かす
〔言い伏せる〕talk [argue] ((a person)) down;〔相手の誤りを証明する〕refute ((a person, a person's claim, a person's...
石
I1〔総称,および石材〕stone;〔石ころ〕a stone,《米》 a rock;〔小石〕a pebble石を切り出すquarry stone石を割るbreak stones石を磨くdress...
籠
a basket;〔鳥かご〕a cage;〔ニワトリ・ウサギなどを入れる〕a coop;〔運送・荷作り用の〕a crate竹[籐]のかごa bamboo [wicker] basketかご一杯の...
駕籠
a palanquin;〔いすかご〕a sedan chair駕籠かきa palanquin bearer
紙屑
wastepaper彼は私の報告書を紙くず同然に扱ったHe regarded my report as no more than 「a scrap of paper [wastepaper].紙...
かいじゅう【懐柔】
[共通する意味] ★人をうまくまるめこんで思うままにすること。[英] to cajole[使い方]〔懐柔〕スル▽反対派を懐柔する▽懐柔策〔籠絡〕スル▽相手を籠絡する▽うまい話で籠絡する[使い分け...
ろうじょう【籠城】
[共通する意味] ★家の中に閉じこもって外出しないこと。[英] confinement[使い方]〔籠城〕スル▽籠城して原稿を書き上げる▽犯人は人質とともに籠城を続けている〔蟄居〕スル▽故郷に蟄居...
ろうらく【籠絡】
[共通する意味] ★人をうまくまるめこんで思うままにすること。[英] to cajole[使い方]〔懐柔〕スル▽反対派を懐柔する▽懐柔策〔籠絡〕スル▽相手を籠絡する▽うまい話で籠絡する[使い分け...
ちっきょ【蟄居】
[共通する意味] ★家の中に閉じこもって外出しないこと。[英] confinement[使い方]〔籠城〕スル▽籠城して原稿を書き上げる▽犯人は人質とともに籠城を続けている〔蟄居〕スル▽故郷に蟄居...
はらむ【孕む】
[共通する意味] ★受精して、胎児を体内に持つ。妊娠する。[英] to become pregnant[使い方]〔孕む〕(マ五)▽子をはらんだ大きな腹▽はらんでいる牛〔宿す〕(サ五)▽新しい命を...
あまくさ‐しろう【天草四郎】
[1621〜1638]江戸初期のキリスト教信者。本名、益田時貞(ますだときさだ)。16歳で島原天草一揆の首領に推され、原城で90日間籠城(ろうじょう)の末、敗死。
おがた‐けんざん【尾形乾山】
[1663〜1743]江戸中期の陶工・画家。京都の人。光琳(こうりん)の弟。陶法を野々村仁清に学び、京都で鳴滝窯を開き、晩年は江戸入谷に窯を築いた。絵画は「八ツ橋図」「花籠図」など。
かわたけ‐しんしち【河竹新七】
歌舞伎脚本作者。 (初世)[1746〜1795]幼名、竹三郎。俳号、能進。江戸で活躍し、浄瑠璃・世話物に長じた。作「垣衣恋写絵(しのぶぐさこいのうつしえ)」など。 (2世)河竹黙阿弥の前名。...
く‐ゆう【瞿佑】
[1341〜1427]中国、明代の文人。字(あざな)は宗吉。号は存斎。銭塘(せんとう)(浙江(せっこう)省)の人。筆禍により陝西(せんせい)省に流されたが、許されて帰郷。怪異小説「剪灯(せんとう...
にいじま‐やえ【新島八重】
[1845〜1932]教育家。会津の生まれ。襄(じょう)の妻。旧姓、山本。会津戦争では籠城に参加し、新政府軍と戦った。維新後はキリスト教の布教と子女の教育に尽力し、同志社女学校(同志社女子大学の...