こめ‐どいや【米問屋】
江戸時代、米を取り扱った問屋。江戸と大坂で特に発達した。
こめ‐どころ【米所】
良質の米を多く産することで有名な土地。「日本有数の—」
こめ‐ぬか【米糠】
玄米を精白するときに出る外皮や胚(はい)の粉。黄白色で、脂肪・たんぱく質などを多量に含む。飼料・肥料・漬物などに用いる。ぬか。
こめ‐の‐じ【米の字】
《「米」の字を分けると八十八になるところから》88歳。「—の祝い」→米寿(べいじゅ)
こめ‐の‐むし【米の虫】
1 コクゾウムシの別名。 2 《米を常食とするところから》人のこと。
こめ‐の‐めし【米の飯】
1 米を炊いた飯。 2 だれでも好むものや、飽きないもののたとえ。
米(こめ)の飯(めし)とお天道様(てんとうさま)はどこへ行(い)っても付(つ)いて回(まわ)る
太陽がどこでも照らすように、どんな苦しい境遇にあっても食べていくことはできる。
こめば‐つがざくら【米葉栂桜】
ツツジ科の常緑小低木。高山帯や寒地に分布。高さ5〜15センチ。米粒大の葉を多数つける。7月ごろ、白い壺形の小さい花が下向きに咲く。はまざくら。
こめ‐びつ【米櫃】
1 白米を入れて保存しておく箱。 2 生計のもととなるもの。生活費の稼ぎ手。
こめ‐ふみ【米踏み】
米を白くするため踏み臼(うす)の杵(きね)を踏んで米をつくこと。また、その人。米つき。