くら‐まい【蔵米】
1 江戸時代、幕府・諸藩の米蔵に収納された米。 2 江戸時代、幕臣・藩士らに支給された俸禄米。切米(きりまい)。 3 江戸時代、諸藩の蔵屋敷から藩の財政資金として払い出された米。
くるめ【久留米】
福岡県南西部の市。もと有馬氏の城下町。久留米絣(くるめがすり)の産地。ゴム工業や稲作・花木栽培などが盛ん。人口30.2万(2010)。 「久留米絣」「久留米縞」の略。
くろ‐ごめ【黒米】
1 精白してない米。玄米。 2 種皮にアントシアニンが含まれるため、黒紫色をなす米。紫黒米(しこくまい)。紫米(むらさきまい)。
けいかくがいりゅうつう‐まい【計画外流通米】
食糧法における区分の一つで、計画流通米以外の米。生産者が直接販売をするもので、数量の届け出が義務づけられた。平成16年(2004)の法改正により廃止。→民間流通米
けいかくりゅうつう‐まい【計画流通米】
国内における供給と価格の安定のため、政府が生産・流通を管理する米。食糧法における区分の一つで、政府米と自主流通米をさした。平成16年(2004)の法改正により廃止。→計画外流通米 →民間流通米
け‐べい【化米】
禅寺で米が欠乏したとき、信徒に布施として米を募ること。けまい。
け‐まい【化米】
⇒けべい(化米)
けん‐べい【遣米】
人を米国に派遣すること。「—使節」
げん‐まい【玄米】
もみ殻を取り除いただけの、精白していない米。貯蔵性がよく、ビタミンB1に富む。くろごめ。
げん‐まい【現米/見米】
1 現に手元にある米。また、年貢の一部が米以外の物品で代納される場合の、実際の米。 2 扶持(ふち)として与える米。扶持米。