こん‐まい【混米】
等級の異なる米、または新米と古米を混ぜ合わせること。また、その混ぜ合わせた米。
ごうしゅう‐まい【江州米】
近江地方から産出する米。近江米。
ごう‐まい【合米】
江戸時代、年貢米を上納する際、運搬途中で減量する分を埋め合わせるために、あらかじめ見積もって付加した米。1俵につき1升前後を加えた。込米(こみまい)。あわせまい。
ごこく‐まい【五穀米】
米に麦や粟(あわ)、豆などを混ぜたもの。ビタミン類やミネラル・食物繊維などが豊富で健康によいとされる。混合の種類はさまざまで厳密な規定はないが、米・麦・粟・豆に稗(ひえ)か黍(きび)を混ぜたもの...
ごぜん‐まい【御膳米】
1 貴人が食する米。「これ公家様(くげさま)の—」〈浄・松風村雨〉 2 江戸時代、年貢米のうち、領主の食事に特に供される米。
ごと‐べい【五斗米】
1 5斗の米。今の5升の米。 2 《年に5斗の扶持米(ふちまい)の意から》わずかな給料。
さい‐まい【砕米】
精米の過程などで、細かく砕けてしまった米粒。くだけまい。
サゴ‐べい【サゴ米】
⇒サゴ
さし‐まい【差米/指米/刺米】
1 「合米(ごうまい)」に同じ。 2 江戸時代、米を検査するため、俵に米刺しを入れて抜き出した米。のち、仲仕(なかし)などが賃金として受け取るようになった。見本米。
さだめ‐まい【定米】
⇒掟米(おきてまい)