き‐こ【生粉】
小麦粉などの混ざりもののない、純粋なそば粉。「—打ちそば」
きちや‐おしろい【吉弥白粉】
上村吉弥が京都四条通りの高瀬川橋詰めで売り出したおしろい。
きな‐こ【黄な粉】
《黄なる粉の意》大豆を煎(い)ってひいた粉。砂糖をまぜて餅・団子などにまぶしたり、製菓原料にしたりする。豆の粉。豆粉。
きょう‐おしろい【京白粉】
近世、京都で作られた上等なおしろい。
きょうりき‐こ【強力粉】
小麦粉のうち、たんぱく質やグルテンの含有量が最も高く、粘りの強いもの。食パン・マカロニなどに使用。→薄力粉(はくりきこ) →中力粉
きん‐ぷん【金粉】
金の粉末。また、金色の粉末。蒔絵(まきえ)などに用いる。
ぎょ‐ふん【魚粉】
魚を乾燥して粉にしたもの。養鶏飼料や肥料に用いる。フィッシュミール。
ぎん‐ぷん【銀粉】
銀の粉末。また、銀色の粉末。蒔絵(まきえ)などに用いる。
くず‐こ【葛粉】
クズの根から精製したでんぷん。葛あんなどに使う。奈良県吉野地方の名産。
けい‐ふん【軽粉】
古く中国から伝えられた薬品で、駆梅薬やおしろいの原料にした白色の粉末。塩化水銀(Ⅰ)(甘汞(かんこう))が主成分で、水に溶けにくく毒性が弱い。水銀粉(はらや)。伊勢おしろい。