ちゅうりき‐こ【中力粉】
強力粉(きょうりきこ)と薄力粉(はくりきこ)の中間の小麦粉。うどんやピザなどに適する。→強力粉 →薄力粉
ちょぞう‐でんぷん【貯蔵澱粉】
根・地下茎・果実・種子などに含まれるでんぷん粒。葉に生じる同化でんぷんが糖類の形で移動し、再合成されたもの。サツマイモ・ジャガイモ・稲に多い。
つの‐こ【角粉】
鹿などの角を焼き、粉砕した磨き粉。塗り漆の面を磨いて光沢を出すのに用いる。
てっ‐ぷん【鉄粉】
鉄の粉末。鉄のこな。
てんか‐ふん【天花粉/天瓜粉】
キカラスウリの根から製した白いでんぷん。子供のあせも・ただれ予防などに用いる。あせしらず。《季 夏》「—ところきらはず打たれけり/草城」
でん‐ぷん【澱粉】
多糖類の一。植物の葉緑体で光合成によって作られ、根・茎・種子・果実などに蓄えられる。無味無臭の白色粉末。でんぷん粒はアミロースとアミロペクチンとで構成される。動物の重要な熱量源で、消化によりグル...
と‐の‐こ【砥の粉】
砥石(といし)を切り出すときに出る粉末。また、黄土を焼いて作った粉。刀剣の研磨、木材の着色、塗料の下地に用いる。
とり‐こ【取(り)粉】
つきたての餅(もち)を扱いやすくするためにまぶす粉。米粉や片栗粉など。餅取り粉。しろこ。
どうか‐でんぷん【同化澱粉】
光合成の結果、葉緑体中に形成されたでんぷん粒。夜間に蔗糖(しょとう)の形で根や種子などに運ばれ、再合成されて粒子の大きい貯蔵でんぷんになる。
どうみょうじ‐こ【道明寺粉】
道明寺糒(ほしい)をひいた粉。製菓材料などに用い、道明寺種ともいう。