ずく‐せん【銑銭】
江戸時代、銑鉄(せんてつ)で鋳造した粗悪な銭。ずくぜに。
せつ‐あく【拙悪】
[名・形動]拙劣で粗悪なこと。また、そのさま。「—な作品」
せんか‐し【仙貨紙/仙花紙/泉貨紙】
1 楮(こうぞ)を原料にして漉(す)いた厚手の強い和紙。包み紙やカッパなどに用いた。天正年間(1573〜1592)伊予の人、兵頭仙貨(ひょうどうせんか)が作り出したという。 2 くず紙を漉き返し...
そせい‐らんぞう【粗製濫造/粗製乱造】
粗悪な品をむやみにつくること。
そ‐ぞう【粗造/麁造】
[名・形動]粗末につくること。粗悪なつくり。また、そのさま。「汽車まで旧式で、—で」〈藤村・破戒〉
そ‐たん【粗炭】
土質を含んだ粗悪な石炭。泥炭・亜炭など。
だ【駄】
[名]荷役に使う馬。駄馬。「—一疋を給はせよ」〈大鏡・道長下〉
[接頭]名詞に付いて、値うちのないもの、つまらないもの、粗悪なものなどの意を表す。「—菓子」「—じゃれ」
[接尾]助数詞。馬...
つかま・せる【掴ませる】
[動サ下一][文]つかま・す[サ下二] 1 つかむようにさせる。つかます。「赤ん坊にがらがらを—・せる」 2 賄賂(わいろ)を受け取らせる。にぎらせる。つかます。「金を—・せて口止めする」 3 ...
なら‐がたな【奈良刀】
室町時代以降、奈良地方に住む刀工が鍛えた刀。近世には大量生産されて粗悪になり、鈍刀の代名詞ともなった。奈良物。
はすのは‐もの【蓮の葉物】
《盂蘭盆(うらぼん)に食物をハスの葉に盛って供えたところから》 1 盆の供物。「—、五月の甲(かぶと)、正月の祝ひ道具」〈浮・胸算用・一〉 2 一時の用にする品質の粗悪なもの。はすのは。「物のよ...