こころ‐げそう【心化粧】
相手によく思われようと改まった気持ちになること。「この御方に渡らせ給ふ折は、—せさせ給ひけり」〈栄花・初花〉
しに‐げしょう【死に化粧】
死者の顔に施す化粧。
しょう【粧】
[常用漢字] [音]ショウ(シャウ)(呉) ソウ(サウ)(漢) [訓]よそおう 顔かたちを整える。「化粧・盛粧(せいそう)・美粧」
しん‐そう【新粧】
新しいよそおい。つくりたての化粧。「侍婢皆な—盛服」〈織田訳・花柳春話〉
しん‐そう【晨粧/晨装】
朝の化粧。朝のよそおい。
じせい‐そう【時世粧】
流行のよそおい。はやりのかっこう。「さながら明治時代の—を見るようだ」〈風葉・青春〉
せい‐そう【盛粧】
[名](スル)はでに化粧すること。厚化粧。
ね‐げしょう【寝化粧】
寝る前にする化粧。
び‐しょう【美粧】
美しく装うこと。また、美しく化粧すること。
ふゆ‐げしょう【冬化粧】
[名](スル)雪が降り積もって、まるで化粧でもしたように真っ白になり、いかにも冬らしくなること。「山野が—する」