たたら【踏鞴/蹈鞴】
1 足で踏んで空気を送る大形のふいご。鋳物師が用いる。 2 (「鑪」とも書く)1の装置をした砂鉄精錬炉。
タフピッチ‐どう【タフピッチ銅】
電解精錬によって得られる電気銅を溶融し、さらに精製した銅。酸素を0.02〜0.05パーセント含む純度99.9パーセント程度の銅をさす。導電性、展延性に富み、強度が高い。TPC(tough pit...
たまの【玉野】
岡山県南部の市。児島半島東部を占める。宇野港は四国への連絡船発着地として発展。造船所、精錬所がある。人口6.5万(2010)。
だっ‐さん【脱酸】
1 精錬過程で、金属や合金に混入した過剰の酸素を除去すること。 2 油脂の精製過程で、遊離の脂肪酸を除くこと。
つぼやき‐ほう【壺焼(き)法】
鉱石の精錬法の一。粉末状の鉱石を壺または鍋形の鉄製の炉に入れ、空気を送って燃焼溶解させたのち固まらせる方法。
ティムナ‐けいこく【ティムナ渓谷】
《Timna Valley》イスラエル南部、ネゲブ砂漠にある渓谷。エイラトの北約30キロメートルに位置する。国立公園に指定され、浸食を受けてできたキノコ状やアーチ状の奇岩が点在する。古代エジプト...
テマ【Tema】
ガーナ南東部の港湾都市。ギニア湾に面する。首都アクラの東約25キロメートルに位置する。1962年に港湾が整備され、アフリカ最大級の人工港となった。ボルタ湖のアコソンボダムから供給される電力により...
でんかい‐せいれん【電解精錬】
電気分解により、目的とする金属をイオンとして含む水溶液から析出する精錬法。銅のほか、銀、金、錫(すず)、鉛、ニッケルなどで行われる。
でんき‐どう【電気銅】
電気精錬によって得られる高純度の銅。熱および電気の伝導率、圧延性にすぐれ、電線材や箔(はく)などに用いる。電解銅。
でんき‐やきん【電気冶金】
電力を利用して行う金属の精錬。電気分解を利用する電解冶金と、電気抵抗に基づく発熱作用を利用する電熱冶金がある。電気精錬。