いと‐すじ【糸筋】
1 糸の筋。糸。また、糸のように細く長いもの。「—ほどの光」「涙の—」 2 物事の筋道。「事柄の経過の—を整理しているらしいのである」〈鴎外・青年〉 3 琴や三味線などの弦。「—ならして、恋慕の...
いと‐すすき【糸薄】
ススキの変種。葉や茎が糸のように細い。園芸用。《季 秋》
いと‐ぞうがん【糸象眼】
象眼で、地金に文様や文字を細く彫り、そこに糸状の他の金属をはめ込む技法。
いと‐ぞこ【糸底】
《ろくろから糸を使って切り離すところから》陶器の底。糸尻(いとじり)。
いと‐ぞめ【糸染(め)】
織物や刺繍(ししゅう)に用いる糸を染色すること。
いと‐たけ【糸竹】
《「糸」は琴・三味線などの弦楽器、「竹」は笛・笙(しょう)などの管楽器》 1 和楽器の総称。しちく。「—の調べ」 2 音楽。音曲。「—の道」
いと‐だて【糸立て】
糸を入れて補強した渋紙。
いと‐づくり【糸作り】
刺身の切り方の一。イカやサヨリなどの身を糸状に細く切ること。また、その料理。細作り。
いと‐づつみ【糸裹み】
弓全体を、細い麻の縒(よ)り糸ですきまなく巻き、その上から漆を塗ったもの。また、その弓。
いと‐づめ【糸爪】
「糸道2」に同じ。