みち‐いと【道糸】
釣りで、さお先から鉤素(はりす)をつなぐ所まで用いる糸。
みどり‐の‐いと【緑の糸】
緑色の柳の細い枝。「あをやぎの—をくり返しいくらばかりの春をへぬらむ」〈拾遺・賀〉
みみ‐いと【耳糸】
織物の耳を織るときに縦糸として使う糸。
めん‐かべいと【綿壁糸】
綿糸で壁糸に似せて作った撚(よ)り糸。
めん‐ざんし【綿撒糸】
《「めんさっし(綿撒糸)」の慣用読み》綿布の糸をほぐして薬液に浸したもの。手術後の傷口に用いた。解木綿(ほつしもめん)。
めん‐し【綿糸】
綿花を原料とした糸。木綿糸(もめんいと)。
もめん‐いと【木綿糸】
綿花を紡いで作った糸。また、それをより合わせて作った縫い糸。綿糸(めんし)。
もろ‐いと【諸糸】
「諸縒(もろよ)り糸」に同じ。
もろより‐いと【諸縒り糸/諸撚り糸】
諸よりにした糸。諸糸。
やなぎ‐の‐いと【柳の糸】
細くてしなやかな柳の枝を糸に見立てていう語。《季 春》