たくま‐は【宅磨派/詫磨派/託間派】
絵仏師の一派。宅磨為遠(たくまためとお)を祖とし、鎌倉時代には京都中心の長男勝賀(しょうが)の系統と、鎌倉中心の三男為久の系統とが活躍。宋画の様式を取り入れて仏画に新生面を開いた。東寺所蔵「十二...
た‐けいとうぐん【多系統群】
生物の分類群で、異なる複数の連続しない系統をまとめたもの。共通祖先はそれぞれ異なる分類群に位置づけられる。→単系統群 →側系統群
たちいきしんか‐せつ【多地域進化説】
現代人の起源に関する仮説の一つ。現生人類の直接の祖先は、100万年以上前に原人の段階でアフリカから世界各地に拡散し、各地域で独立性を保ちながら新人に進化したとする。→アフリカ単一起源説 [補説]...
たね【種】
1 植物が発芽するもとになるもの。種子(しゅし)。「—を蒔(ま)く」 2 ㋐人または動物の系統を伝えるもととなるもの。精子。「—を宿す」「馬の—をつける」 ㋑(「胤」とも書く)血筋。血統。父親の...
タパ‐クロス【tapa cloth】
樹皮布。南洋諸島で、コウゾと同系統のカジノキの皮繊維で作る布。主に室内装飾用。
たゆう【大夫/太夫】
1 ⇒たいふ(大夫)1 2 神主・禰宜(ねぎ)などの神職の称。たいふ。 3 御師(おし)の称。 4 芸能をもって神事に奉仕する者の称号。 5 猿楽座の座長。江戸時代以降は、観世・金春(こんぱる)...
たんけいとう‐ぐん【単系統群】
生物の分類群で、ある単一の共通祖先から進化した子孫全体を含むもの。→側系統群 →多系統群
たんぜん‐もの【丹前物】
歌舞伎舞踊の一系統で、丹前姿を舞踊化したもの。元禄期(1688〜1704)に成立。
だいかくじ‐とう【大覚寺統】
鎌倉後期から南北朝時代、持明院統と皇位を争った亀山天皇の系統。鎌倉幕府の干渉により一時は交互に皇位に就いたが、南北朝時代、吉野に南朝を立て、元中9=明徳3年(1392)北朝と合体。後宇多上皇が大...
だいじょうかん‐ちょう【太政官牒】
太政官から、寺社などの直接の管轄系統外へ下した公文書。太政官印が捺印(なついん)される。官牒。